更新履歴:
2016/11/06 Mac OS Sierraに対応できるように記事内容を更新
2015/10/10 内容を更新(ソフトウェア名や設定など)
MacでもWindows用
キーボードを使いたい!という需要は結構あるのではないでしょうか。
以前この記事では、
Karabinerと
Seilというフリーソフトを使ってMacでWindows用
キーボードを使う生地を記載していました。
ところが!Mac OS Sierraになって、それまで使われていた
Karabiner・
Seilが動作しなくなりました。
この記事は、Sierraに新たに対応したソフト、
Karabiner-Elementsを使う方法を記載致します。
下には以前の記事も残してあります。Mac OS El-Capitanまでは旧方法で使えますゆえ、以前のOS使用の方はそちらもどうぞです。
なお、私はIMEはGoogle日本語入力を使用しています。
目次:
■Mac OS Sierra以降用 トップ
・とりあえず繋ぐ
・Karabiner-Elementsのダウンロード
・Karabiner-Elementsの設定
・おわりに
■El Capitan以前の方法 トップ
・とりあえず繋ぐ
・Macの設定
・Seilのダウンロードと設定
・Karabinerのダウンロードと設定
・おわりに
さて!それでは、MacでWindows
キーボードを使う方法 Mac OS Sierra以降編を解説していこうと思います。
なお、私は
キーボードに
東プレ NG0100 REALFORCE91Uを使っていますため、表記はそちらで記載していきます。
※この記事記載の時点では、黒Verの
東プレ NG01B0 REALFORCE91UBK ほうが安いみたい?
とりあえずそのままMacと
キーボードをつなぎます。
初めてWindows
キーボードを繋いだ時のみ、最初に
キーボードの言語判定画面が表示されます。指示にしたがってください。左右SHIFTキーの隣のキーを押すだけなので、かんたんです。
それでキー自体は認識するはず。ただ、ところどころ入力がおかしいキーがありますよね。では設定していきましょう!
さて、
GitHub:Karabiner-Elementsのページを開いてください。
下のような画面がでるはず。なんか複雑で怖そう?そんなことはないです。これはGitHubといって、開発などで使ったりする画面なのです。こわくない。安心してOKOK。
さて、下の方にある、
「You can download the latest
Karabiner-Elements from https://pqrs.org/latest/karabiner-elements-latest.dmg」の
https://pqrs.org/latest/karabiner-elements-latest.dmg のところをクリックして、ファイルをダウンロードします。大丈夫こわくない。
ダウンロード完了しましたら、ファイルを開いてインストールします。インストールの仕方は画面指示に従っていけばできるかと。
さて、次は
Karabinerの設定を行っていきましょう!
Launchpadを開いて、
Karabinerと入力します。
Karabiner-Elementsを選んで起動します。
繋いでいる
キーボードのみにチェックボックスを入れ、
その
キーボードの言語に合わせます。今回私が使っている
REALFORCE91Uは日本語JIS
キーボードなので、JISを選びます。
その後、設定を行います。表の左下の add item ボタンで、列を追加できます。
PC
キーボードの
「Insertキー」でFnキーに、
「無変換」キーで日本語入力OFFに、
「変換」か「かな」キーで日本語入力がONに、
「Caps Lock」がMacのControlに、
「Ctrl」がMacのCommandに、
「Alt」がMacのOptionになるよう設定しました。
この場合、Insertキーを押しながらファンクションキーを押すことによって、それぞれ効果が発生します。効果はFunction keysの項目から設定することもできます。
以上です。お疲れ様でした!
Mac OS Sierraでも、使い慣れた
キーボードで快適なMacライフを楽しめますと幸いです。
※ここより下は、Mac OS El-Capitan以前の時の内容になります。
ここから下は、Mac OS El capitan以前用のものです。Sierra用ではありません。
MacでもWindows用
キーボードを使いたい!という需要は結構あるのではないでしょうか。
MacとWindowsの2台構成で作業されている方も多いと思います。私もその一人です。
キーボードやマウスを共有して切り替えられたら便利ですものね。
私は、以下のような構成で普段使っています。
この記事では、こんな感じでWindows
キーボードをMacで使う(フリーソフト使用)方法を解説しようと思います。
私の環境では、
キーボードは
東プレ NG0100 REALFORCE91Uを使っています。リアフォは実にすばらしい。
USBの切替器には、
エレコムのU2SW-T2を使っています。
なお注意事項として、ここからUSB HUBにつなぐ場合には、USB HUBはバスパワータイプ(ACアダプタを使うもの)で使ったほうが良いようです。
USB HUBには、
エレコムのU2H-EG4Sを使っています。
それでは、MacでWindows用
キーボードを使う手順を以下にまとめていきます。
なお、私はIMEにGoogle日本語入力を使っています。ご参考までに。
もちろんですが、自己責任でお願いしますです。
とりあえずUSBでMacとWindows
キーボードをつないで見ましょう。そのまま認識するはずです。
でも、どこがどのキーになっているか、わかりませんね。
では、設定をしていこうと思います。
[システム環境設定](左上のアップルマークからも選べます)→[
キーボード]を選びます。
右下の[修飾キー]を押します。
にょきっと設定画面が上に乗りました。
まず、[
キーボードを選択]から該当の
キーボードを選択してください。わたしの場合はリアフォなので、[Realforce Compact]です。
あとは、画面の用に
[Caps Lock]キー = Control
(これにより、該当
キーボードのCAPSキーが、MacのControlキーの働きをするようになります。)
[Control]キー = Command
[Option]キー = Option
[Command]キー = Command
に設定します。終わりましたら、OKを押して決定します。
さて、ここからはフリーソフトの出番ですぞ。
Seil(旧名 PCKeyBoardHack)をダウンロード、インストールします。
Launchpadから起動。
設定は以下の画面を参考に。
[For Japanese]欄の、
[Enable NFER Key on PC Keyboard] にチェックを入れ、keycodeを 102 に。
[Enable XFER Key on PC Keyboard] にチェックを入れ、keycodeを 104 に。
[Enable KATAKANA Key on PC Keyboard] にチェックを入れ、keycodeを 54 に。
にします。繰り返しますが、[For Japanese]欄ですよー。
さてお次は、
Karabinerをダウンロード、インストールします。
同じくLanchpadから起動してみると、うわ、項目がいっぱい;
上のタブ[Change Key]から下記画像を参考に同じようにチェックを入れます。
なんとなく似たようなものもありますため、お間違えなく;
※なお、Right-hund functionはお好みで。私は下の画像のようにボリュームコントロールとして追加しています。
上の[show enabled only]にチェックを入れると、現在チェックが入ってる項目のみ表示されます。再チェックの際にどうぞ。
項目がすっごいいっぱい有りますゆえ、ご自分でカスタマイズするのも面白いかもしれません。
以上でおしまいです。IME Onは[半角/全角キー]からでも、[無変換(IME Off)] [変換、カタカナ( IME On)] でもできます。
MacとWindowsでディスプレイを共有することは多いと思います。
であれば
キーボードとマウスも共有できるのが一番便利ですよね。
それにWindows
キーボードは種類も多いですし。
というかんじでした。それではそれでは。
・・・あ、私はマウスには
ロジクールのG300sを使っています。有線ですが軽くてゲーミング用途に使えて便利ですぞ。MacにもWindowsにも対応しています。
Intellitype Pro がOSX10.9までは正式対応していないながらもなんとか動いていましたが、
10.10にアップデートしたところ、とうとうシステム環境設定がフリーズするように・・・。
難儀していましたが、おかげさまで必要な動作を取り戻せました。
ありがとうございます。